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裁判員の仕事や役割

裁判員の仕事や役割に関するページです。

■ 事実認定

 裁判員制度により裁判員に選ばれた場合、その審理の過程で事実の認定という仕事があります。この事実の認定とはどういった内容なのでしょうか?これは、当事者が提出した証拠の信用性を吟味し、信用できる証拠に基づき事実があったのかなかったのかなどを判断することを指します。 提出された複数の証拠が互いにまるで反対の事実を示すことは少なくありません。このようなことに関して裁判員が判断します。すべての証人尋問をよく聴き、提出されたすべての証拠を見て常識に従って判断すること。これが裁判員の大事な仕事なのです。

■ 法令解釈

 裁判員制度で裁判員に選ばれた場合にある程度必要になってくる知識が法令解釈と手続問題です。法令解釈とはその事件について適用される法令がどういった意味なのかを解釈することです。例にとってみると、刑法に規定されている「正当防衛」が成立するためにどのような要件が必要になってくるのかを解釈するのが法令解釈です。
 手続問題とはどういったものでしょうか。例えばある証拠が法廷に提出されることは許されているとします。が、証人に対するある質問が許されるか、どのような証言が許されるかといったことが明確でない、といったような裁判上の手続きに関する問題です。このような手続法的問題はすべて裁判官の専権として裁判官が当事者の意見を聞いて判断し、裁判員は個人的に反対であっても、裁判官が行う法的判断に従わなくてはならないことになっています。

裁判員制度とは

裁判員制度は、国民(衆議院議員選挙の有権者)から無作為に選ばれた裁判員が裁判官とともに裁判を行う制度で、国民の司法参加により国民が持つ日常感覚や常識といったものを裁判に反映するとともに、司法に対する国民の理解の増進とその信頼の向上を図ることが目的とされている。

裁判員制度(さいばんいんせいど)とは、一定の刑事裁判において、国民から事件ごとに選ばれた裁判員が裁判官とともに審理に参加する日本の司法・裁判制度をいう。裁判員の参加する刑事裁判に関する法律(平成16年法律第63号。以下「法」という)により規定され、2009年(平成21年)5月までに開始される予定。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』